絵本カーニバルの被災地支援活動
2011年、都内で開催を予定していた「絵本カーニバル」を2週間後に控え、準備をしていた3月11日に未曾有の大地震、東北地方太平洋沖地震が発生しました。地震による津波や繰り返す大きな余震は東日本に大きな被害を及ぼし、人々に大きな悲しみを与えました。
東京は大きな被害はなかったものの、予定されていた「絵本カーニバル」は計画停電と続く余震の中で開催されました。
絵本カーニバル内でも、被災地に向けて何かできることがないかと考えていたところ、多くの絵本作家の方々も同じ考えであることを知りました。そこで、仙台で活動する団体とともに、絵本作家が東北の子どもたち、大人、まちが笑顔で元気になりますように、というメッセージを描き下ろした原画展『よみがえれ!子どもの笑顔・元気展』に参加しました。
この開催をスタートに、現在までに福島県、宮城県、岩手県の3県で絵本カーニバルを開催。震災により生じた悲しみや不安をひとときでも和らげられるよう、子どもたちや家族が集い楽しいときを過ごす空間を届けました。
少しでも楽しめるよう暖かみのある展示はもとより、悲しみを思い起こすことがないように、専門のスタッフが絵本の絵やストーリーを吟味して選書し、展示しました。
被災地では復旧が進み、堅靭な心をもって前向きに歩み出しています。しかし、被災者の受けた大きな傷が癒えるには長い時間が必要に違いありません。時に絵本という存在がそうであるように、絵本カーニバルも被災地にそっと寄り添い、耳を傾け、復興に向けての支援を続けていきます。
東京は大きな被害はなかったものの、予定されていた「絵本カーニバル」は計画停電と続く余震の中で開催されました。
絵本カーニバル内でも、被災地に向けて何かできることがないかと考えていたところ、多くの絵本作家の方々も同じ考えであることを知りました。そこで、仙台で活動する団体とともに、絵本作家が東北の子どもたち、大人、まちが笑顔で元気になりますように、というメッセージを描き下ろした原画展『よみがえれ!子どもの笑顔・元気展』に参加しました。
この開催をスタートに、現在までに福島県、宮城県、岩手県の3県で絵本カーニバルを開催。震災により生じた悲しみや不安をひとときでも和らげられるよう、子どもたちや家族が集い楽しいときを過ごす空間を届けました。
少しでも楽しめるよう暖かみのある展示はもとより、悲しみを思い起こすことがないように、専門のスタッフが絵本の絵やストーリーを吟味して選書し、展示しました。
被災地では復旧が進み、堅靭な心をもって前向きに歩み出しています。しかし、被災者の受けた大きな傷が癒えるには長い時間が必要に違いありません。時に絵本という存在がそうであるように、絵本カーニバルも被災地にそっと寄り添い、耳を傾け、復興に向けての支援を続けていきます。